「ハイローラー」というのは一晩で巨額を賭けるVIP客の事ですが、それに対して我々のようなミニマムベット(1回のゲームでの最低掛け金)付近でカジノを楽しむ一般客を「ローローラー」と名付けている人がいました。響きが良いので使わせてもらいます。
近年、マカオではブラックジャックやポーカーのようなテーブルゲームのミニマムベットが高騰していて、ローローラーにとっては厳しい戦いを強いられていました。
※大きめのカジノだと、ミニマムベットが500香港ドル(→1香港ドル=14円換算で6,000円)で、じっくりとカジノでテーブルゲームを楽しむには軍資金が必要な状況。
ブラックジャック一筋の自分が、前回探したのはミニマムベット300香港ドルの「サンズ」で、今回もサンズで戦おうと思ってきましたが、意外にも宿泊した金龍酒店(ゴールデンドラゴンホテル)のカジノのミニマムベットは100香港ドルだったのでした。
※ちなみにブラックジャックの隣のテーブルに「大小」のテーブルもあったのですが、そちらは目視で確認した限りミニマムベットが50香港ドルと表示(電光掲示板では記載できないので、「50」という張り紙がしてありました)されていました。
<目次>
1.目次&準備編
2.ローローラー向けホテル&カジノ 金龍酒店(ゴールデンドラゴン) ※この記事です
3.SIMフリー端末(NEXUS5)で、マカオのプリペイドSIM(CTM)
4.カジノバス(シャトルバス)も良いけど普通のバスも使えます(マカオパス)
5.ブラックジャックを追求してみる
日本でもパチスロが好きだったこともあり、最近までカジノといえばスロットマシンと決めていました。しかしながら機械との戦いでは長くやっているとほぼ必ず負けてしまうことに気づき、カジノのゲームの中でもプレイヤーの裁量が大きく、カジノ側の取り分が少ないと言われているブラックジャックを勉強して、勝負をすることにしました。(※ブラックジャックについての研究記事は後日の記事で記載予定です)
ここでは「ローローラー」向けのホテルとして、金龍酒店(ゴールデンドラゴンホテル)がどれだけ優れているか、アピールしてみたいと思います。
<優れている点>
・ミニマムベットが低い
→少ない軍資金でプレイできる回数が多くなる→運だけの要素が減り、腕の良し悪しが反映しやすくなる
→マックスベット(1回のゲームでの最高掛け金)も低くなるが、「ローローラー」にはあまり問題が無く、大勝負に賭けたい時には勝負に出られる。※今回のテーブルのマックスベットは3,000香港ドルだったと思います。
・ホテルとカジノが同敷地
→移動時間のロスが無い→疲れたり流れを変えたいと思ったらすぐに部屋に戻って休憩できる
→チェックイン直後やチェックアウトギリギリまでカジノでプレイができる
ラスベガスと比べてマカオはカジノが密集していますが、それでも別の場所のカジノに行ったり帰ってきたりするのは蒸し暑いし面倒です。同じ敷地内でロスなく楽しむことができました。
・近くに一通りなんでもある
→ホテルの周辺に食堂やスーパー、便利店(コンビニ)やマッサージ等が一通りそろっているので、カジノに集中したい「ローローラー」にはもってこいです。
・立地が良い
→フェリーターミナルに徒歩圏内→フェリーターミナルから各カジノへ向かうシャトルバスを利用するもよし、公共のバスやタクシーも利用しやすいです。
→サンズやカーサレアル、リオ等のホテルに徒歩圏内→他のホテルのカジノやサウナ等の施設を利用する場合にも便利です。
・部屋が綺麗で安い
→自分は15階でしたが、部屋も綺麗で十分満足な環境でした。ホテル予約時の価格も、真ん中よりも少し安価なクラスの値段で予約ができました。
ということで、今回の記事「ローローラー向けホテル&カジノ 金龍酒店(ゴールデンドラゴン)」は終了です。以降の連載もお楽しみに。
※本記事は2016/5時点の情報です。ご利用の際にはご自身でのご確認をお願いします。
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