飲み会で先輩からVRがハンパない、という話を拝聴し、自分自身で体験する派の私はさっそくVRを初体験してきました。結論から言うと「超ハンパなかった」です。既にVRの時代が到来していたことに今さらながら気づき、これまで気づかなかったことを後悔し、そして今後VRが世界を変えていくのではないかと感じた体験でした。
今回VRを体験してきたのは「宝島24」というお店です。終電を逃してしまった時に始発電車まで待つのに使ったことがありましたが、基本的にはアダルトなお店のため、未成年の方は入場不可ですのでご注意下さい。女性の方でも入場OKとのことですが、一番最初は誰かと一緒に行った方が良いかもしれません。
今回は「宝島24VR ver.3」を体験してきたのですが、接続がわかりにくかったので、簡単に説明します。
部屋に設置してあるパソコンに接続するのではなく、フロントで貸し出してもらえる一式(小型の専用PC(サーバー)とHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、ヘッドホンだけでVR鑑賞が可能です。接続方法は下記となります。
電源コンセント(部屋)→USB電源コネクタ(貸出)→小型の専用PC(貸出)→HMD(貸出)→ヘッドフォン(貸出)
HMDの電源を入れると初期セットアップが始まりますが、「コントローラー」の貸出はありませんでしたので、HMDだけで操作する「簡易モード」で操作をします。マウスの代わりに視線を合わせて、HMDのボタンを押すと操作ができます。動画の早送りも同じ要領で、見たい部分のゲージまで視線を合わせて、HMDのボタンを押すとシーンが切り替わります。この辺りは事前に一読して頂ければ、あとは煩悩パワーで何とかなると思います!
実際にVR映像を見ると、一瞬映っている人がCGみたいに見えた(加工し過ぎ?)のですが、3D映像のリアルな立体感、上下左右を見渡すと広がる視界は今までにない感覚、というか本当に人が目の前にいるのではないかと感じるクオリティでした。そして真下を見ると自分のカラダや足の位置に、映像としてカラダや足が映っていて、脳が錯覚しているような感覚が斬新な感じでした。
<気づいたこと>
・視聴可能な映像はVRの特徴や良さをフルに活かした作りで、非常にクオリティが高かった。見たい部分をじっくり見られるので満足度が高いのと、ふと別の方向を見ると、そちらも手抜きせずに人が動いているのですごかった。(映像の製作は大変そうですが)
・HMDとヘッドホンで視覚と聴覚が遮られ、没入感が凄いため、視聴中に誰かが部屋に入ってきても気づかない感じが少し怖いくらいでした。出来れば自宅で鑑賞したいところです。
・興奮して途中で接続ケーブルが抜けてしまい、興ざめになったことが60分中2回発生。ケーブルレスになることとで、前述した接続の問題が改善し、操作(UI)がもっとわかりやすくなると、爆発的に普及していくのではないかと思いました。
<結論>
ビデオもそうでしたがアダルトが普及を促進していったように、VRについてもアダルトから普及していくのではないかと思います。2Dの画像や動画で満足していましたが、一度VR映像を見てしまうと元には戻れないくらいの差があることを実感しました。VR(仮想現実)と現実世界がどのように融合していくか、あるいはVRが現実を凌駕していくのか楽しみになった今回の体験でした。
P.S. VRで満足する人が確実に増えると思うので、そうすると少子化が進んでしまう対策も何か考えないといけないと思いました。
2020/2/4追記 Oculus Questを購入した記事を追加しました。
コメント