どうしても手が離せないときに、Eテレの各番組やU-NEXTの子供用の動画や、しまじろうクラブ(こどもちゃれんじ)にお世話になっている親御さんは多いのではないでしょうか。
私は趣味でDAZNやDMM.comなども利用しているのですが、これまでは昔使っていたiPhone6にDAZNやU-NEXTのアプリを入れ、大画面で見たいときは純正HDMIアダプタ経由でテレビに接続してしていました。たまに接触が悪くて画面が映らない、スマホの電池の消耗が早い以外は、そんなに不満も無く、そんなものかな、と思って使っていました。
ところが、知人の勧めもあり、【fire tv stick 4K MAX】を購入して使ってみたら、DAZNの映像の繊細さに驚愕。付属のリモコン一つでテレビの電源ONから動画を見るまで出来てしまう楽チンさと相まって、以前にNetFlixを見た時のような衝撃を受けたのでした。
やっぱり違うな、と思った点(iPhone6との違い)は以下です。
- インターフェース(画質):FireTVは4K対応のHDMIをTVに直挿し、iPhone6はHDMIアダプタ経由で画像がアップコンバートされている
- 処理性能(画質):数世代前のiPhone6よりもFireTVの方がCPU等の処理性能が高く、FireTVは映像再生に特化チューニングされている
- ネットワーク(画質):FireTVはWi-Fi6対応。自宅にはWi-Fi6環境を導入済で威力を発揮。
- その他:私の場合は旧iPhone6は映像再生専用にしていたので、特に大丈夫ですが、普段使いのスマホを使うと、その間ほかのことができなかったり、電池の消耗が激しくてスマホの寿命が短くなったり、ということがあると思います。
半面、デメリットは無いかというと以下があると思います。
- 電源が必要:FireTVに電源を常時供給するためコンセントを一つ占有します
- HDMI1ポート占有:使うたびに抜き差ししないと思いますので、実質テレビのHDMIポートを一つ占有します。私は正月の初売りで購入して眠っていたHDMI切り替え機を使いました。
- 視聴履歴がAmazonに丸わかり:FireTV利用時にはAmazonアカウントとの紐づけが必要です。色々な動画を見た履歴が全てAmazonに収集されると思うので、Amazonの購入履歴と組み合わせると、もはや私がどんな人間か、Amazonには丸わかりだと思います。(iPhoneのアプリで視聴していても、Appleやアプリ開発元には情報がいっていると思いますが、Amazonの購入履歴等と紐づくのは、ちょっとキツイな、と思いました)
- デバイスのセットアップや、アプリの登録がちょっと面倒:Amazonアカウントとの紐づけで、認証コードなどが必要だったり、DAZN等のログインの際には、通常のID/Passのログインではなく認証コードの入力が必要だったので、コンピュータの操作に慣れていないと、ちょっと難しいかな、と思いました。(不正利用対策の観点等があるのかもしれませんが)
とはいえ、やはり使ってみるとメリットの方が多く、一度使ったら元に戻れない類のアイテムだと思いました。FireTVはちょくちょくセールで値引きになりますので、Amazonのセール情報などをチェックして、そのタイミングで購入すると良いのではないでしょうか。(Amazonでセールをするタイミングで、一般の販売店でも値引きをすることがあるようです。今回は5月末のAmazonのセールのタイミングで、ドンキに行って購入しました)
FireTVを使ってみると、視聴するサービスごとにアプリをインストールする形になっています(感覚的には、Oculus Questと同じような感じです)。主要な動画配信サービスはすぐにインストールできるような形になっていますし、そんなにメジャーじゃないものでも、アプリを検索すると意外と対応していることが多いので、探してみて下さい。
・〈こどもちゃれんじTV〉はTV画面で見ることはできますか? (こどもチャレンジ よくある質問)
・Amazon Fire TV端末で動画を視聴する方法を教えてください (DMMヘルプセンター)
・クックパッドライブもFireTVで見ることが出来るようです。
新しいデバイスを使うと楽しいですし、体験できることがグレードアップしていくような気がします。とりあえずテレビでYouTube等のネット上の動画を見ている方にもオススメのアイテムですので、お試しください。(家電量販店のチラシをみるとfire tv stick 4K MAXは「在庫限り」と書かれているので、もしかすると新モデルの発表が近いのかもしれませんが、当面は使えると思いますので、そのあたりは自己責任でお願い致します)
※本情報について
2022/6/11現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。
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