あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
昨年は新型コロナ禍だけでなく、子供が生まれるなど、自分的には色々と生活に変化があった年でした。育児に関してミルク代やおむつ代がどのくらいかかるかや、生命保険の見直しなど、個別に取り組んでいますが、『一年の計は元旦にあり』ということで、家計のチェック/見直しをしてみました。
どんな風に家計を見直せばよいか、日本FP協会のページの資料/ツールを使ってやってみてください。まずはしっかりと現状を把握し、見直しのポイントがあれば見直していく、というのが基本です。厳しい結果が出ても見直しで改善できますので、過度な心配は不要です。
・便利ツールで家計をチェック (日本FP協会)
- 家計の年間収支を確認する
- 家計のバランスシートをチェックする
- 将来のイベントと費用を考える(ライフイベント表)
- 将来の収支が予想する(キャッシュフロー表)
- 見直し
以下、個別にコメントしながら書いていきます。
1.家計の年間収支を確認する
年間の収入(可処分所得(=実際に使えるお金、手取り金額))から、年間の支出(生活費、住居費、教育費、保険料等)を引いた金額を計算します。年間の収支が赤字なのか黒字なのか、どのくらいの金額なのかが把握できますので、ダウンロードできる表の項目に限らず、携帯代金や動画配信サービス代金など、思いつく限りの支出を書き込んでください。ちょっとした支出なども書いておくと、精度が上がります。
・可処分所得 (SMBC日興証券)
2.家計のバランスシートをチェックする
資産と負債を列挙していきます。資産はすぐに利用可能な(流動性の高い)現金や普通預金、株式や投資信託、すぐには現金化できない(流動性の低い)不動産などを記入。負債は住宅ローンや車のローンなど、将来返さなければならないものを記入していきます。資産より負債が多い場合は、企業で言えば債務超過、ということになりますが、住宅ローンを借りて間もない場合などは、負債の方が多くなると思います。
3.将来のイベントと費用を考える(ライフイベント表)
人はただ単に、毎月同じように食事をして寝て、家賃を払って生きていくだけではなく、色々とやりたいことや夢を実現していくことが大事です。お金がないからあきらめる、というのではなく、そのために必要なお金はどのくらいかかるのかを調べ、その夢を実現するために、どのようにお金について計画・実行していけばよいか、それをアドバイスするのがFPの仕事です。
ここでは、自分がやりたいことや時期を思い浮かべながら項目を記入していってください。かっこいい車に乗りたい、一軒家を持ちたい、留学したい、結婚式を挙げたい、毎年海外旅行に行きたい、等が当てはまるかと思います。
4.将来の収支が予想する(キャッシュフロー表)
老後に3,000万円が必要と言われていますが、具体的に見える化することができる表が、キャッシュフロー表です。1年毎の収入や支出に加えて、先ほどの3.のライフイベントで挙げた支出を記入していくことで、何歳の時点でいくら残っているか、という計算ができます。何歳でどうなっているか確認してみて下さい。
・老後の備えは3,000万円必要ってほんと?高齢者の暮らしにかかるおカネ (イオン保険マーケット)
5.見直し
前項の4.で大幅なマイナスになってしまった方、想像と違っていた方、がっかりせずに、今回が見直しのチャンスです。収支は結局のところ【収入】-【支出】ですので、「収入を増やす」か、「支出を減らす」かのどちらかしかありません。
「支出を減らす」には、まずは定期的に発生している大きな支出から見直していきましょう。家賃、保険、携帯料金、スポーツジムの会費等は、分かりやすくて手を付けやすいかと思います。日々の生活の見直し(外食を減らす、コンビニを減らす)もコツコツやると、塵も積もれば山となる、で大きく改善が見込めます。
「収入を増やす」には、最近では副業やフリマ等が思い浮かびます。UberEatsやメルカリなど出来そうなことがあれば、無理のない範囲でやってみてください。その他にもお金に働いてもらう、という意味で、銀行に貯金があれば、雀の涙ほどの預金金利(0.0001%)よりも、株式投資による配当(高配当株であれば、利回り2%以上のものもゴロゴロあります)や株主優待(お米やクオカード等)を貰うことも可能です。低リスク低リターンのものから高リスク高リターンのものまでいろいろとありますので、調べて挑戦してみてください。あからさまにおいしい話(低リスク高リターン)というものは、ほぼ詐欺なのでくれぐれも、騙されないように気を付けて下さい。※投資は自己責任でお願い致します。
※本情報について
2021/1/9現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。
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