スマホ依存症に近い自分は、ちょっと時間があるとYahoo!ニュースを見ることが多いのですが、最近は参議院選挙に関係するニュースが多くなってきました。
そんな中で気になっているのは、野党の批判記事。最近ではテレビで共産党の藤野議員が「防衛費は「人を殺す予算」」と発言をして世の中が舛添前都知事のように総バッシング状態となっているように見えましたが、舛添前都知事の時と違って良く見てみると産経新聞の記事ばっかりだったということに気づいたという話です。
Yahoo!のニュース等はおそらく閲覧数やコメント数での並び替えや、その記事から次にどの記事を読んだか(押されたか)で自動的に表示順などを決めていると思うのですが、上位を独占している記事はさぞ多くのメディアで騒いでいると思いきや、産経新聞ばかりが並んでいてびっくりしました。
以前に「大多数」の意見を疑ってみるという記事を書きましたが、本当にそうなのかどうか、情報を集めたうえで自分で考えて判断しないと危険だな、と今回も思いました。Yahoo!以外にも情報源を持ったほうが良いかもしれません。
あくまで主観ですが、産経新聞や読売新聞は与党に近しい記事を書くことが多いように感じます。反対に朝日新聞や毎日新聞は与党に批判的な記事が多く、東京新聞は是々非々なように感じます。分かったうえで読んでいれば全く問題ありませんが、記事の内容は「事実」なのか「主張」なのか「願望」なのか、見極める力、メディアリテラシーが改めて問われる時代になったと思いました。
参議院選挙についていえば、与党は相手の批判ばかり言っているような。その批判は確かに今は「けしからん」と思うかもしれませんが、「けしからん」で一票を決めて本当に良いのか改めてご検討下さい。「けしからん」で入れたつもりの一票が、原発がどんどん再稼働したり、憲法が変更されたり、TPPが批准されたり、将来の年金が減らされたり、となったときに「選挙で信任された」と言われると思いますが、大丈夫でしょうか。自分にとって一番大事と考えることが、今も将来も「けしからん」ことでしたら、それ以上は言いませんが、そうでなければぜひ一番大事と考えることを主張している人に投票してみてはいかがでしょうか。
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